1年後の卒業を発表した高橋みなみAKB48グループ総監督とは？

AKB48の中心メンバーでAKB48グループ総監督の高橋みなみさんが、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた9周年特別公演で、1年後を目処に卒業することを発表し、総監督の後任にはAKB48チームKのキャプテンを務める横山由依さんを指名しました。

フジテレビの番組「めちゃ×２イケてるッ！」で、高橋みなみさんはAKB48メンバーに卒業ドッキリを仕掛けたばかりでした。

1 高橋みなみAKB48グループ総監督とは？

高橋みなみAKB48グループ総監督とは？

AKB48グループ総監督を務める高橋みなみさんはAKB48の1期生で、「たかみな」の愛称で親しまれています。

AKB48の1期生に

高橋みなみさんは、2005年のホリプロタレントスカウトキャラバンの決選大会の15名に残りましたが惜しくも落選しました。しかし、そのすぐ後にあったAKB48オープニングメンバーオーディションに合格し、AKB48の1期生として2005年12月8日にAKB48劇場オープンの舞台に立ちました。その後はAKB48劇場オープンのメンバーでチームAを結成し、劇場公演をおこなうようになりました。

2006年2月1日にリリースされたAKB48のインディーズ1枚目のシングル「桜の花びらたち」ではセンターを務めるなど、高橋みなみさんはAKB48の活動開始当初から中心メンバーとして活動していました。

早くもリーダー的な存在に

2007年1月にはリーダー的な存在だった折井あゆみさんが卒業し、高橋みなみさんが折井あゆみさんを引き継いでリーダー的な存在となりました。

2007年12月にいわゆる「アキバ枠」によるNHK紅白歌合戦に初出場した頃、AKB48は地下アイドルのイメージがまだ強かった状態でしたが、2008年10月にリリースされた「大声ダイヤモンド」でオリコン3位に入り、この頃からAKB48の人気が飛躍的に伸びていきます。

この当時はAKB48にリーダー、キャプテン、総監督といったポジションはまだありませんでしたが、高橋みなみさんは実質的なリーダーとしての役割を果たし、AKB48の人気上昇に大きく貢献していました。

AKB48チームAのキャプテンに

2009年8月に開催された日本武道館でのAKB48のコンサート「AKB104選抜メンバー組閣祭り」で、『組閣』と呼ばれるチームメンバーのシャッフルが発表されるとともに、高橋みなみさんはAKB48チームAのキャプテンに指名されました。このとき初めて、高橋みなみさんに「キャプテン」という肩書きが付きました。

高橋みなみさんはAKB48チームAのキャプテンではありますが、チームAだけにとどまらず、AKB48はもとより、SKE48などの姉妹グループをもまとめるリーダー的存在となっていきました。

2009年10月にリリースされた「RIVER」はオリコン1位となり、これ以降国民的アイドルに駆け上がっていくことになります。高橋みなみさんは、地下アイドルのイメージが強かったAKB48を、類まれなるリーダーシップを発揮して、AKB48の精神的支柱としてAKB48を支え、国民的アイドルへ駆け上がる原動力となりました。

AKB48グループ総監督に

AKB48チームAのキャプテンにとどまらず、AKB48グループ全体のリーダーとしてAKB48を支えてきた高橋みなみさんでしたが、2012年8月の東京ドームコンサートでAKB48グループ総監督に指名されました。

高橋みなみさんはすでにAKB48グループのリーダー的存在でしたが、AKB48グループ総監督となって名実ともにAKB48グループのリーダーとなりました。

高橋みなみさんにあると噂される「大丈夫センサー」

高橋みなみさんには「大丈夫センサー」が搭載されているという噂があります。周りのメンバーに異変があるとすぐさま察知し、そのメンバーに声を掛けるといったことから、「大丈夫センサー」と言われています。

「大丈夫センサー」で有名なのは以下のものです。

佐藤亜美菜

第1回選抜総選挙で8位になり「言い訳Maybe」の選抜入りを果たした佐藤亜美菜さんでしたが、完成したPVにはほとんど映っていませんでした。PVの試写を見てそれがわかると佐藤亜美菜さんは部屋を飛び出しました。その後を追ったのが高橋みなみさんでした。高橋みなみさんは佐藤亜美菜さんに、「思っていること、あるでしょ」「それを我慢していたらイライラしちゃうし、溜め込んじゃダメだから」と言ってそのままトイレの個室に連れて行きました。そこで高橋みなみさんは「「全部出さなきゃスッキリしないよ！」と言って、佐藤亜美菜さんを慰めました。