12月16日に東京ドームシティホールで開催された『第4回 AKB48紅白対抗歌合戦』で、柏木由紀さんと、元AKB48・4期生でバイトAKBの佐伯美香さんとのユニット『てもでもの涙』が披露されました。
柏木由紀さんと佐伯美香さんは『てもでもの涙』のオリジナル(初代)メンバーです。柏木由紀さんと佐伯美香さんの『てもでもの涙』は「本家」と呼ばれ、伝説となっています。AKB48を卒業した佐伯美香さんがバイトAKBに加入したことで、本家『てもでもの涙』の実現に期待が高まっていました。
HKT48の森保まどかさんも『てもでもの涙』の元祖を見ることができた感想について、自身の冠ラジオ番組「HKT48 渡辺通り1丁目FMまどか ~まどかのまどから~」で感想を述べています。森保まどかさんはチームH「博多レジェンド」公演で、佐伯美香さんのポジションを務めていました。
『てもでもの涙』とは?
『てもでもの涙』は、2008年3月から始まったAKB48チームBにとっては3番目の公演であり、初のオリジナル公演である「パジャマドライブ」公演の中にある楽曲です。「パジャマドライブ」公演が始まったときに最初に『てもでもの涙』を担当したのが、柏木由紀さんと佐伯美香さんです。
柏木由紀さんはAKB48・3期生で、2014年に開催された第6回AKB48選抜総選挙で3位に入るなど、現在でもAKB48の中心メンバーの1人です。
佐伯美香さんはAKB48・4期生で、2009年8月に脚の怪我によりAKB48を卒業した元メンバーですが、2014年9月にバイトAKBに加入しました。佐伯美香さんの詳細につきましては別記事を御覧ください。
柏木由紀さんと佐伯美香さんとの『てもでもの涙』は評判に上り、「AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2009」に3位にランクインするなど高い人気がありましたが、佐伯美香さんが脚の怪我でAKB48の卒業を余儀なくされ、幻のユニットとなってしまいました。
佐伯美香さんがAKB48を卒業した後も現在に至るまで『てもでもの涙』は根強い人気があり、「AKB48 リクエストアワー」(リクアワ)でも毎年上位にランクインしています。
「AKB48 リクエストアワー」では毎年違うメンバーが『てもでもの涙』を披露していますが、「本家」である柏木由紀さんと佐伯美香さんとのユニットは伝説化しており、待望論が根強くありました。佐伯美香さんがバイトAKBに加入したことで期待が高まっていましたが、早くも実現しました。
(追記 2015.4.16)
AKB紅白に続いて、2015年1月25日の「AKB48リクエストアワーセットリストベスト1035 2015」最終日夜公演で『てもでもの涙』が18位にランクインし、柏木由紀さんと佐伯美香さんのユニットで披露されました。佐伯美香さんは2015年2月28日にバイトAKBとしての活動を終了したため、これが「本家」の最後になるかもしれません。