中国でSNH48初の選抜総選挙

中国・上海でSNH48初の選抜総選挙がおこなわれました。

SNH48はAKB48の姉妹グループとして2012年に中国・上海で誕生したグループです。AKB48の海外姉妹グループは、インドネシア・ジャカルタのJKT48に次ぐ2グループ目です。

SHN48には1期生と2期生がいて、チームSIIとチームNIIの2チームがありますが、選抜総選挙の前には3期生のお披露目がありました。

SNH48には日本人のメンバーである宮澤佐江さんと鈴木まりやさんが在籍しています。日本人のメンバーである宮澤佐江さんと鈴木まりやさんは上位16位までに入ることができず、圏外でした。

宮澤佐江さんは総選挙の結果についてTwitterで次のように語っています。

鈴木まりやさんは総選挙の結果についてTwitterで次のように語っています。

宮澤佐江さんと鈴木まりやさんは、2012年8月のAKB48コンサート「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~』の初日公演での組閣発表でSNH48への移籍が発表されました。しかし、日中関係の悪化という政治的要因によって中国での芸能活動に必要な就労ビザの取得がなかなかできず、2013年1月のSNH48お披露目公演に出演することができないなど、思うような活動ができない状態が続きました。就労ビザが取得できて劇場公演に出演できたのは2013年10月で、SHN48への移籍発表から1年以上が経っていました。

現在、宮澤佐江さんはSKE48との兼任、鈴木まりやさんはAKB48との兼任をしています。

中国は共産党による一党独裁下による政治が執り行われているため、自由な選挙というのは存在しません。選挙がない中国でSNH48の総選挙がおこなわれたとあって、ネットニュースでもその点について取り上げられています。

選挙のない中国でSNH48の総選挙がおこなわれたことは、一見して「ジョーク」のようにも見えます。選抜総選挙というのはCDを買えば買った枚数分だけ投票することができるため、1人1票ではありません。そのため「選抜総選挙」というのは、選挙というよりも株主総会に近い形態です。

本来の選挙権は金銭で買うものではなく、1人1票という大原則があります。「選挙権」というものが金で買えるものであると中国に誤解されないことを願います。

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